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アルテリーヴォ和歌山がシーズンイン 「強く激しく」、JFL昇格目指す

紀の川市桃源郷運動公園でFC大阪と練習試合を行ったアルテリーヴォ和歌山

紀の川市桃源郷運動公園でFC大阪と練習試合を行ったアルテリーヴォ和歌山

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 和歌山の社会人サッカーチーム「アルテリーヴォ和歌山」(和歌山市松江中)が4月14日、「アスパ五色」(兵庫県洲本市)で関西サッカーリーグ1部開幕戦を行い、「バンディオンセ加古川」と対戦する。

新キャプテンの大北啓介選手

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 アルテリーヴォは「和歌山からJリーグチームを」を合言葉に、2007年に創設。アマチュアの最高峰「日本フットボールリーグ(JFL)」昇格を目指す。所属選手は、今シーズン新たに加わった5人を含む25人。

 昨シーズンの成績は関西リーグ3位、全国社会人サッカー選手権大会ベスト8。関西サッカーリーグを含む9つの地域リーグが参加し、JFL昇格がかかる「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)」には出場できなかった。地域CLで上位2チームに入ればJFL昇格となる。地域CL出場条件は、関西リーグの優勝か、関西リーグ3位以上かつ全国社会人サッカー選手権大会で3位以上になること。

 同チームの坂元要介監督は「昨年は選手の自主性を重視した。シーズンを通して浮き沈みがあったが、選手個々の自覚が高まった。今年は選手たちが自発的にミーティングを始め、戦術やチーム作りの提案をしてくれるようになった。今年はベースを守備に置き、強く激しい『ボールの奪い方』をチーム全体で共有する。JFL昇格を目指し、就任4年目でもっとも手応えを感じている」と話す。

 新キャプテンの大北啓介選手は「勝負どころで強いチームは、オフザピッチ(グラウンドの外)での振る舞いが違う。私たちもここ一番で勝利をつかむため、試合以外の態度やマナーを見直そうと話し合いで決めた。2018年のテーマは『粘り強く、泥臭く』。JFL昇格を賭け、チーム一丸となって戦う姿を見てほしい」と呼び掛ける。

 14時キックオフ。観戦無料。ホーム初戦は上富田球技場(西牟婁郡上富田町朝来)で5月19日。

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