ブルーインパルスの展示飛行が9月2日、和歌山・白浜町の白良浜上空(西牟婁郡白浜町)で行われた。主催は和歌山県と白浜町。
ブルーインパルスは、宮城県松島基地第4航空団に所属する第11飛行隊で、航空自衛隊の存在を多くの人に知ってもらうためにアクロバット飛行(展示飛行)を披露する専門チーム。同イベントは南紀白浜空港(同町)開港50周年を記念して行われた。
当日は、砂浜を埋め尽くすほど多くの見物人が集まり、船や水上バイクからも見物人が出るほどの人出になった。6機のブルーインパルスが、ハートマークや円で描いたサクラの花、スモークの軌跡が5方向に広がる「サンライズ」などの技を披露すると、会場からは拍手や歓声が上がった。そのほか、パイロットのサイン会や制服での記念撮影コーナー、チアリーディングやマーチングバンドのステージイベント、飲食やブルーインパルス関連グッズの販売が行われた。
和歌山市から訪れた男性は「カメラが趣味で、ブルーインパルスを見るのは和歌山国体以来の2回目。青空ならなお良かったが、展示飛行の間は雨がやんで良かった」と笑顔で話していた。