![空撮に使うドローンを手にする山本さん](https://images.keizai.biz/wakayama_keizai/headline/1547885670_photo.jpg)
和歌山・有田地方のウェブメディア「ARIDA TTE ARIDA(アリダッテアリダ)」が1月1日、3周年を迎えた。
同サイトは映像クリエーターの山本琢哉さんが「有田の街の魅力を伝えたい」「子どもたちが『有田ってアリだな』と思えるようになってほしい」と立ち上げた。有田市、有田川町、湯浅町、広川町を中心に、ドローンを使った空撮映像やイベント情報などをウェブページとSNSで発信している。
山本さんは有田市出身の34歳。大学在学中から映画スタッフとして働き、卒業後に上京。テレビ番組のディレクターなどを務めた後、Uターンし独立した。現在は、自治体や企業のPR映像制作やブログ・SNSでの発信サポート、ブライダル映像の制作など幅広く活動する。
山本さんは「地元の情報を探すのが楽しく、投稿が日課になり気づいたら3年がたった。地域の人に学ばせてもらうことが多いので、皆さんの役に立ち、喜んでもらえるような情報を1日1投稿するように心掛けている。ローカル情報を投稿すると、それを懐かしむ人たちでコメント欄が同窓会のようになるのがうれしい」と話す。「有田在住者だけではなく、県外・海外に住む出身者も見てくれる。このつながりを生かして映画祭や農業フェスなどを開催したい。発信を通して皆さんが『有田ってアリだ』と思えるお手伝いができれば」