マーケットイベント「大新ピクニック ほほろぎのマルシェ」が4月21日、大新公園(和歌山市坊主丁)で開催される。
昨年10月に続き2回目。前回は秋晴れの中、約600人が訪れ、昼過ぎには飲食店で売り切れが続出するほどの盛況ぶりだった。
今回は、日本茶専門店「諏訪園」(新堺丁)、精進料理店「精進cafe ふぉい城北店」(西釘貫丁)、「ハシゴカフェ」(内原)、書店「本屋プラグ」(万町)など和歌山の店舗を中心に30店舗が出店する。7組のミュージシャンが開催中、常に演奏するほか、25日にリニューアルオープンを控えた会場近くの銭湯「幸福湯」(北休賀町)が子ども向けにのれんに絵を描くワークショップを開く。完成したのれんは銭湯の軒先に期間限定でかけるという。
イベント実行委員でゲストハウス「RICO(リコ)」(新通5)を運営する宮原崇さんは「前回、売り切れで食べられなかった飲食店に後日、足を運ぶ人が現れるなど、イベント開催後も交流が生まれた。近所の人からは『よかった』と声を掛けてもらい手応えを感じている」と話す。「『ほほろぎ』は大和言葉で『ほぐれる』『リラックスする』を意味する。マルシェをきっかけに公園で体を動かしたり散歩したり、のんびりと過ごしてもらいたい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~16時。小雨決行。荒天中止。