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和歌山の幸福湯がリニューアルオープン 26歳女性が店主の後継ぐ

店主の中本有香さん

店主の中本有香さん

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 和歌山市のバス停「三木町新通」近くの銭湯「幸福湯」(和歌山市北休賀町)が4月25日、リニューアルオープンする。

改装した男湯

 1956(昭和31)年2月9日創業の同店。約38年前に建物を建て替え、昨年11月に一時閉店。リニューアルに向けて準備を進めてきた。

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 新店主の中本有香さんは現在26歳。今回、4代目店主として後を継いだ。中本さんは、幼少期から同湯を利用し、小学生で番台に座った。中学生の頃には店番をして慣れ親しんできたという。常連客から「銭湯を残してほしい」と言われたことがきっかけで、「銭湯が好きだし、銭湯が減っていくのはさみしかった。まだ入りたいと思ってくれている人がいるなら、仕事にしたら楽しいだろうな」と、店を継ぐことを決意したという。

 前店舗で評判の良かった100円玉、50円玉、10円玉しか使えない券売機は引き続き活用する。新たな番台を設置、ロッカーは昔からあるものを選び、昔ながらの銭湯の雰囲気を残す。可能な限り、昔からの製品を選んだという。深さのある湯船にしたため高齢者を配慮し、大阪などの銭湯を参考に湯船に入るための段を2段にし、腰を掛けるスペースも設ける。

 中本さんは「今まで祖父や父の代からの常連さんを大切にして、同世代や若い人たちにも来てもらいたい。定休日や店が閉まる時間には、ライブやヨガ、体操教室などで使ってもらい、大きいお風呂を見てほしい。保育士の資格を持っているので、子どもを預かり、お母さんにゆっくりお風呂に入ってもらうこともしていきたい」と話す。「常連さんが待っいてくれたり、楽しみにしてくれている人が周りにたくさんいたり、みんなが応援してくれている。最初、家族が心配し、反対されたが、家族の助けを借りてやっていきたい。地域の人と協力して、大新地区を盛り上げたい」と意気込む。

 営業時間は、平日・日曜=9時~23時30分、土曜=15時30分~23時30分。入湯料は、大人=420円、小学生=140円、乳幼児=80円。水曜定休。

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