「紀の川フルーツ体験!ぷるぷる博覧会(ぷる博)」が3月1日、紀の川市各所で始まる。主催は、地元の農業生産者や主婦などで組織する「紀の川フルーツ・ツーリズム」(紀の川市桃山町)。
同イベントは、果物を通じて同市の魅力を知ってもらおうと始まり、今年で4回目。期間中、「仕掛人」と呼ばれる市民や飲食店経営者、高校生などが、ハッサクの収穫体験やイチゴ狩り、フルーツのマーマレードやポン酢づくりなどの食の体験や、ハイキングやサイクリングなど50の催しを開催する。最終日の4月12日は、大池遊園(貴志川町長山)で体験コーナーや飲食店を集めた「ぷるフェス」を行う。
事務局長の児玉敏昭さんは「紀の川市は農業が盛んで、特にフルーツの種類・生産量は全国でもトップクラス。市内には多彩なフルーツが栽培され、開花の時期には花の香りが漂う。農園での収穫体験で農業や自然に触れたり、果実をその場で食べたりする体験や、自分たちで作る楽しいランチやフルーツを使った調味料作りのワークショップなど、五感で感じて、思い出を作ってもらいたい」と話す。「『桃のはんどくりぃむ』や『フルーツのかぶりもの』などの商品開発にもチャレンジしているので、いろんなアプローチで紀の川市の魅力を発信していきたい」と意気込む。
各催しは要事前申し込み。4月12日まで。