和歌山・有田地方でSNSを活用した飲食店のテークアウト応援プロジェクト「#ありだエール飯(めし)」が4月23日、立ち上がった。
同プロジェクトは、大分県別府市と「別府市産業連携・協働プラットフォームB-biz LINK」が3月に立ち上げた「#別府エール飯」を基にしたもの。現在、全国に「#○○(地名)エール飯」が広がっている。
「#ありだエール飯」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、テークアウトを始めた飲食店を紹介するプロジェクト。有田川町が、有田市、湯浅町、広川町にSNSを通じて効率的に情報発信を行うことを提案し実現した。
有田地方の飲食店でテークアウトした料理の写真にハッシュタグ「#ありだエール飯」を付け、自身のフェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのSNSに投稿するだけで参加できる。
企画を提案した有田川町企画調整課の西岡紗希さんは「テークアウトを始めた飲食店が多くあるので、その情報をうまく伝え、地域住民が店と地域を盛り上げていく仕組みの一つになれば。店からの効率的な情報発信、住民の情報共有の方法の一つになればうれしい」と話す。「利用者として投稿するときには感想を書くと店主たちの元気につながるので、積極的に発信してもらえれば」とも。
各市町のウェブサイトでは今後、飲食店から寄せられたテークアウト情報の掲載を行う。