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和歌山のアパレルブランド「nu」がオリジナルマスク販売 1カ月で1000枚超

オランジェの自社ブランド「nu」布マスク

オランジェの自社ブランド「nu」布マスク

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 アパレル製品の企画・販売を手掛ける「オランジェ」(和歌山市小雑賀、TEL 073-499-5106)がオンラインショップを開設し、1カ月で約1000枚の布製マスクを販売した。

オランジェの布マスクを付けた様子

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 同社は2018(平成30)年創業。主に自社ブランド「nu(ヌー)」の商品を企画、販売する。ブランド名は「縫う」を意味し、服は多くのパーツを縫い合わせて作ることから「モノと思いをつなぎあわせる」をテーマにした商品開発を行う。

 新型コロナウイルス感染拡大で関連会社の縫製工場スタッフのマスクが入手困難になることを懸念し、布マスクの製作を企画。周囲から要望があったことから、生産体制を整え、3月16日に開設したオンラインショップを通じ販売を開始した。

 二重構造の「nu抗菌マスク」(1,210円)、「nu抗菌子どもマスク」(990円)、「nu抗菌銀イオンマスク」(1,100円)など、全て手作業で生産する。

 購入した40代男性は「肌触りが優しく、他の布マスクと比べると生地が薄く、呼吸が楽。耳にかけるひもが調節できるので伸びてきたら短めにするなど長く使える設計で良かった。手洗いして陰干しすれば一晩でほぼ乾くので連続使用もしやすい」と話す。

 社長の西田晴美さんは「社会貢献として良い製品をたくさんの人に届けたい」と話す。担当の佐々木啓彰さんは「今後は、和歌山の伝統産業ともコラボし、和歌山のもの作りの素晴らしさを伝えていきたい」と意気込む。

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