JR宮前駅近くの多目的ホール「和歌山ビッグホエール(和歌山市手平2、TEL073-433-0035)」で7月6日、「和歌山ドリームチームバスケットボール交歓会~ブースターより感謝を込めて~」が開催される。主催はプロバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」のファングループ「1st season ブースター会」。
同チームはNBL(ナショナルバスケットボールリーグ)に所属。2014年5月にはプレーオフに進出し、準優勝の好成績を収めた。しかし、6月11日の記者会見では、古川靖章前社長から岡本健社長に交代するなど経営陣の交代を発表。併せてチームと同名の運営会社名を改め「和歌山バスケットボール」とした。
具体的な数字は明かされていないが「経営状況がかんばしくない」(同社)との理由で、6月3日に木下博之選手、リック・リカート選手、中務敏宏選手など選手10人の契約満了を発表した。
「トライアンズはプレーオフ準優勝、カンファレンス優勝と素晴らしい成績を残してくれた。本当に感動した」と話すのは同会代表の坂本幸亮さん。祝勝会やパレードが行われなかったことを残念に思った坂本さんが、同じ思いのファンと手作りの祝勝会を企画したという。「選手たちに『おめでとう』『お疲れさま』そして、『感動をありがとう』の言葉を贈りたい」と胸の内を語る。
選手たちには自主的な参加を呼びかける。運営費用は、当日の募金やオリジナルグッズの販売などを予算にあてるほか、坂本さんが経営する「musica cafe(ムジカカフェ)」(中、TEL073-488-7660)に募金箱を設置する。
「予算的に苦しいが、参加費は無料にした。一人でも多くのブースターに参加してほしい」と坂本さん。当日は、選手による紅白戦やファンとの対戦、子どもたちとのゲームなどを予定する。
16時から。入場無料。上履きが必要。