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和歌山県立近代美術館で夏休み向け展示企画-遊びながら楽しんで

学芸員の奥村さんと、本展示のポスター

学芸員の奥村さんと、本展示のポスター

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 和歌山県立近代美術館(和歌山市吹上1、TEL 073-436-8690)で7月12日、夏休み向け展示「なつやすみの美術館4 生きている!」が始まる。

近代的な中にも日本の伝統を感じさせる外観

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 今月8日に移転から20年目を迎えた同館。前身は1963(昭和38)年、和歌山城内に開館した和歌山県立美術館。1970(昭和45)年、和歌山県民文化会館(小松原通り1)1階に開館し、その23年後に現在の場所へ新築移転した。設計は建築家の故・黒川紀章さん。

 同展示は、2011年から始まった夏休み企画「なつやすみの美術館」企画。今回は、会場を「暮らし」「生命」「生老病死」「抽象」の4つのコーナーで構成し、「生きている!」をテーマにした絵画や写真、彫刻、現代アートなど約100点の作品を展示する。

 同美術館の奥村泰彦さんは、「学生が夏休みを利用し、遊びながら楽しみながら美術に触れる場を提供したい。4つのコーナーを巡りながら、「生きる」というテーマについても考えてもらえれば」と話す。会期中は、子どもたちに向けたワークショップやギャラリートーク、アートツアーなども企画するという。

 開館時間は9時30分~17時(最終入場=16時30分)、休館日は月曜(祝日の場合は翌日)、観覧料は、一般=510円、大学生=300円、高校生以下および65歳以上無料。

 9月23日まで。

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