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和歌山・すさみにホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」開業

枯木灘を一望できる温浴施設

枯木灘を一望できる温浴施設

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 「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」(すさみ町江住ハダ)が6月9日、道の駅 「すさみ」の近くに開業した。

海が見える客室からの眺望

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 同ホテルは、積水ハウスとマリオット・インターナショナルが共同で進める地方創生事業「Trip Base道の駅プロジェクト」の第1弾として国内15カ所で開業するホテルの一つ。同プロジェクトは「道の駅を旅の通過点から『拠点』に変え、地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」をコンセプトに、地元企業や団体との協業で地方創生・地域経済活性化を目指す。国内13番目の開業。県内では4月にオープンした「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本」に次ぐ2つ目の施設になる。

 フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみは地上6階建てで、客室は90室。フロアの海側と山側に部屋を設けた。同プロジェクト開業のホテルでは初めて温浴施設を併設。地下1階の「望海(のぞみ)のゆ」から枯木灘を一望できる。日帰り入浴にも対応する。

 ホテルのオープンに合わせ、道の駅すさみでは新たな食堂「すさみ夜市(よいち)」もオープン。海の幸や同町名物のイノブタ料理などのほか、酒類を提供する。宿泊者が道の駅で販売する特産品などの飲食物をオンラインで注文すると、道の駅のほかホテルのフロントでも受け取れる。

 同日開催されたセレモニーで来賓の岩田勉すさみ町長は「江住にホテルができるとは夢にも思っていなかった。すさみ町を代表して感謝したい。古くは地元民に愛されていた江住温泉の復活もうれしい。地元の人にも観光客にも末長く利用してもらいたい」とあいさつした。

 チェックイン=15時、チェックアウト=11時。宿泊料金=1万3千円~。

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