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和歌山市立博物館で「疫病よけマンボウ」木版画再展示 マグネットも好評

疫病よけ満方(マンボウ)の木版画

疫病よけ満方(マンボウ)の木版画

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 木版画「疫病除け満方(えきびょうよけマンボウ)」の展示が現在、和歌山市立博物館(和歌山市湊本町3、TEL 073-423-0003)で行われている。

直径約4.5センチの「疫病よけマンボウ」缶マグネット

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 黒一色で刷られたマンボウに「疫病除ケ」「満方」「一丈五尺四方」(4.5メートル四方)の文字が添えられた同版画。新型コロナウイルスの終息を願い2020年8月に展示したところ、SNSやメディアで話題になった。同年12月から2021年3月、同年4月~5月にも展示。今回の展示は4度目となる。受付では「疫病除けマンボウの缶マグネット」(100円)を販売している。

 同館ツイッターアカウントは1月7日、「特にきっかけがあったわけではありませんが、明日から久しぶりに『疫病除けマンボウ』を展示します。(中略)一日も早いコロナ収束を願います」と投稿。同投稿には1000を超えるいいねが集まり、650回以上リツイートされ、話題になっている。21日には「どこからも要請はありませんが、当館の『疫病除けマンボウ』の展示は2月末まで延長します」と展示期間の延長を発表した。

 学芸員の佐藤顕さんは「ツイッターの投稿を見た人が実物を見に来館している。缶マグネットは記念に購入していく。中には『知り合いに配る』とまとめ買いする人もいる」と話す。「開催中の冬季企画展『歴史を語る道具たち』と合わせて鑑賞してほしい」とも。

 開館時間は9時~17時。月曜、祝日の翌日休館。入館料は、一般=100円、高校生以下無料。木版画展示は2月末まで。

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