「喫茶ノア・ハウス」(和歌山市内原、TEL 073-444-1227)が4月25日、オープン15周年を迎えた。
店主の山本晴輝さんは16歳から料理の道に進み、田辺市や兵庫県、大阪府などで和食料理人修業を経て、2007(平成19)年に同店をオープンした。席数は32席。2年前から同店に加え、「レストラン・ノアハウス」「和匠 山-zan-」の合計3ブランドを設け、テイクアウト営業を始めた。調理場の奥に料理を詰める作業場を新設し、仕出し料理の注文などに対応する。
メニューは、太麺を使った「ナポリタン」(880円)、手作りの南蛮酢とタルタルソースを使った「チキン南蛮定食(990円)、日替わりランチ(850円)など。サービスタイム(11時30分~14時)は、ドリンクかアイスクリームが付く。
名物メニューの「激爆(げきばく)盛り定食」(4,180円)は、エビフライ、ハンバーグ、トンカツ、魚フライ、唐揚げ、ベーコンエッグ、ナポリタン、サラダ、大盛りご飯、みそ汁など総重量約3.5キロのセット。25分間で完食した人は無料にし、同店の食事券2,000円分を進呈する。山本さんによると、SNSで話題になり、 県外からも動画配信者などさまざまな人が同定食目当てに訪れるという。
山本さんは「価格、ボリューム、味のバランスが全て期待以上になるよう、手作りの味を意識して15年やってきた。『どれを食べてもおいしい』と言われ、励みになっている。お客さんに支えられてきたので、これからも愛される店でありたい」と話す。
営業時間は7時~17時。水曜定休。