JR和歌山駅近くのフルーツバー「SouthWest cafe(サウスウエストカフェ)」(和歌山市北ノ新地中六軒丁、TEL 073-436-8553)が8月29日、15周年を記念してディナー付きオペラコンサート「矢倉愛と松澤政也の『オペラ聴きもてフルーツ飲もら』」を開催する。
ショットバーとして1999年に開業。席数は30席、坪数は15坪。オーナーの小山よしおさんは、約5年のバー勤務を経て独立した。以前は魚介類の販売にも携わり、メニューには旬の魚介類も取り入れる。昨年は同店の近くに「サウスウエストカフェHANARE(ハナレ)」をオープンし、予約客や貸し切りにも対応している。
同店の特徴は、和歌山のフルーツを使った豊富なドリンクメニュー。フルーツに注目したきっかけについて、小山さんは「市内ではマイカーでの来客も多く、一般的なバーのメニューでは運転手は楽しめない。アルコールを飲まない方も増え、ノンアルコールメニューとしてオリジナルのフルーツジュースを開発した」と話す。
ドリンクメニューは、アルコールなしのジュースにするかカクテルにするかを選ぶことができる。レモン、キウイ、グレープフルーツ(以上1,000円)、夏限定メニューはトロピカルパインヨーグルト、スイカのソルティドッグ、バレンシアカシスオレンジ、グレープフルーツモヒート(以上1,200円)など。ほか、生ビール(700円)、ドラフトビール、バスペールエール(以上900円)、コロンビア、アメリカン(以上600円)、レディグレイ(800円)、ロイヤルミルクティー(900円)なども。
フードは、特製カプレーゼ(600円)、厚切りベーコンソテー(500円)、トマト&ベーコンのPizza(ハーフサイズ=500円、レギュラーサイズ=900円)、「薬膳カレー 揚げ野菜とナンで」(700円)など。価格は全て税別。
15周年を迎えるにあたり、HANAREでディナー付きオペラコンサートを企画した。20人限定、要予約。ミュージックチャージ込み4,000円。
小山さんは「和歌山は果物王国。旬のフルーツを味わうことで、より地元の魅力を知ってもらえれば。また、一般にオペラは敷居が高いと感じられがちなので、身近なフルーツを味わいながら地元出身のオペラ歌手の歌声も楽しんでいただければ」と呼び掛ける。
営業時間は19時~翌4時。第3火曜日定休。