和歌山市アニメ観光大使「小舟潮(こふねうしお)」の等身大パネルが6月10日から、市内各所に設置されている。
小舟潮は、現在、放送中のアニメ「サマータイムレンダ」に登場するキャラクター。原作者は和歌山市出身の漫画家・田中靖規さん。和歌山市の魅力を広く国内外に発信し、市のイメージアップや観光振興を図ろうと、3月に「アニメ観光大使」に起用した。
原作での身長設定と同じ162センチの等身大パネルは、市役所1階ロビー(和歌山市七番丁)、市民図書館(屏風丁)、南海和歌山市駅構内(東蔵前丁)、友ケ島案内センター前(友ケ島)、和歌山城天守閣前(一番丁)、JR和歌山駅西口地下広場(美園町)、南海なんば駅構内(大阪市)、わかやま紀州館(東京都千代田区)、和歌山県名古屋観光センター(名古屋市)に設置しているほか、イベント用のパネルも用意し、各地のイベントなどで展示する。
同市観光課公式ツイッターアカウントをフォローし、「#和歌山市観光」「#和歌山市アニメ観光大使」「#サマータイムレンダ」というハッシュタグ(検索目印)を付けて等身大パネルの写真を投稿した人の中から抽選で、50人に潮のアニメ観光大使オリジナル名刺を進呈する。
パネルを設置した和歌山市観光課の松林出さんは「潮パネルと撮った写真が続々とSNSに投稿されたり、和歌山に行きたいという投稿があったり、手応えを感じている。潮の声優・永瀬アンナさんが東京に設置したパネルを撮影するなど盛り上がりも見せている。和歌山市とコラボしたサマータイムレンダ公式アプリではデジタルスタンプラリーも開催しているので、ぜひ和歌山市にも来てほしい」と話す。「イベント用のパネルは現在、岐阜県の物産展に展示している。8月6日のぶんだら節会場にも登場するので、潮を見つけてもらえたら」とも。