吹きガラス体験の提供が7月2日、白浜町三段壁近くのガラス工房「CAVO(カーヴォ)」(白浜町)で始まった。経営は「fresco(フレスコ)」(大阪府)。
同工房は6月にオープン。同社の和泉市の工房「フレスコ」に次ぐ2つ目の工房。ガラスデザイナーで社長の辻野剛さんが作ったガラス製品やチームで製作した製品を展示・販売する。
吹きガラス体験では粒状の色ガラスを用いて一輪挿しやコップ、深皿などのガラス製品を作ってもらう。釜で熱して溶かした色ガラスを吹きさおと呼ばれる道具に巻き付け、紙リンと呼ばれる道具で回しながら形を整えた後、さおに息を吹き込んで膨らませ、好みの形に整えながら器に仕上げていく。所要時間は事前の説明を含め1回当たり30分ほど。出来上がった器は約1週間後に発送する。
「カーヴォは海が見えるきれいな場所にある。白浜町には初対面でも、優しく気さくな人が多い」と白浜町に移住したスタッフ・安岡音々さん。「心に残る体験をしてほしい。当工房の吹きガラス体験は自分でやってもらう工程が多いのが特徴。ガラスの軟らかさや熱気を間近で感じて」と話す。
料金は6,600円(送料込み)。土曜・日曜のみ(ホームページから要予約)。対象年齢は9歳以上(9歳未満は要相談)。