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和歌山・アドベンチャーワールドでマレーバクの赤ちゃん公開へ

マレーバク親子の様子(2022年9月21日撮影)

マレーバク親子の様子(2022年9月21日撮影)

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 マレーバクの赤ちゃんの公開が10月1日から、アドベンチャーワールド(白浜町堅田)で始まる。

しま模様が特徴のマレーバクの赤ちゃん(2022年9月11日撮影)

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 赤ちゃんは9月10日生まれの雌。2007(平成19)年生まれの15歳の雄と2005(平成17)年生まれの17歳の雌との間に生まれた。9月21日の初回身体測定では、全長84センチ、体重15.6キロ。9月25日の測定では体重17.6キロまで成長した。徐々に母親の食事にも興味を示し、干し草を口に含むなどの行動が見られるという。

 マレーバクは、現在世界で確認されている4種のバクのうち唯一アジアに生息。幼体はイノシシの幼体に似たしま模様があるが、成体になると白と黒にはっきりと分かれる。国際自然保護連合が作成するレッドリストの絶滅危惧種。同園では2009(平成21)年からマレーバクを飼育しており、今回誕生した赤ちゃんを含め3頭を飼育している。

 同園広報担当者は「赤ちゃんは母乳を飲んでスクスクと順調に育っている。ぜひ見に来てほしい」と話す。

 公開時間は14時45分~15時15分。

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