第6回「わかやまリレーマラソン パンダRUN」が10月16日、紀三井寺公園(和歌山市毛見)で開催された。主催は和歌山県教育委員会と公益社団法人和歌山県体育協会。
「ハーフリレーマラソン」職場仲間の部で優勝した「ダメ、ゼッタイ」チーム
同大会には1400人以上がエントリー。当日は、秋晴れの下、陸上競技場を中心に公園内に設けたコースを市民らが走った。21キロのハーフリレーマラソン部門には、一般の部35チームと職場仲間の部44チーム、女性の部8チーム、小学生の部11チームの合わせて98チームが出場。42.195キロのフルリレーマラソン部門は、一般の部33チームと職場仲間の部20チームの53チームが参加した。ベビーカーや抱っこひもで参加できるファミリーマラソンには、親子連れなど259人が元気な走りを見せた。順位とは別に、事前エントリーによる「パンダ」がドレスコードのコスチュームを表彰する趣向も用意。パンダの仮装や歌手、チアリーダーなどのコスチュームで走るランナーが会場を盛り上げた。
会場ではフライングディスクやグラウンド・ゴルフ、ハンドボールなどを楽しめるスポーツ体験会や菓子プレゼント付きスタンプラリーなどを開催。来場者が楽しむ姿が見られた。
ハーフリレーマラソン職場仲間の部で優勝したチーム「ダメ、ゼッタイ」の垣見武士さんは「昨年初めてフルリレーマラソンに出場して2位だった。今年のコンセプトは全員コスプレ。楽しく走ろうと思っていたら優勝できた。コスチュームコンテストで優勝を逃したのが悔しい」と話す。
フルリレーマラソン一般の部で3連覇を果たしたチーム「日高郡走遊会」の谷本悠さんは「日高郡出身で走ることが好きなメンバーが集まっている。今年は自主練をして、互いの練習を確認し合い、大会に挑んだ。3連覇できてうれしい」と笑顔を見せる。