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和歌山の「かまどの下の灰までギャラリー」が移転 喫茶室も併設

(左から)「かまどの下の灰までgallery」を運営する井上さんと岩瀬さん

(左から)「かまどの下の灰までgallery」を運営する井上さんと岩瀬さん

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 「かまどの下の灰までgallery(ギャラリー)」(和歌山市元博労町)が1月11日、和歌山市駅近くに移転オープンした。

南海和歌山市駅近くに移転した「かまどの下の灰までgallery」

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 2020年10月、万町にある雑居ビルの地下1階にオープンした同ギャラリー。写真展、絵画展、インスタレーションなど46回の展示を行い、昨年8月に一時閉店。約5カ月間の準備期間を経て営業を再開した。

 移転先は、築70年の2階建て木造住宅。1階に黒色を基調とした広さ2坪の展示スペース、2階に白色を基調とした広さ5坪の展示スペースを備える。1階には広さ4坪の喫茶室も併設。オリジナルブレンドの「かましたコーヒー」(松=350円、竹=450円、梅=500円)を用意するほか、作家のグッズやレコード、古書なども販売する。2階にある広さ4坪の和室は、イベントスペースに使う。会員制(会費=月2,000円~)を設け、会員同士の交流拠点、会員による展示会や企画展の開催など活用を見込む。

  運営は、写真家で理容師の井上智象さんと写真家で書店員の岩瀬竜太さん。井上さんは「ギャラリーを運営して県外のギャラリー運営者や作家とつながりができた。SNS全盛の時代だからこそ、リアルな場で作家と出会い、またSNSでつながりが生まれる。まだ世間には知られていない人を発信していきたい」と意気込む。「一軒家なので自分たちらしく、できることの幅が広がった。地下から地上に出て立ち寄りやすい。偶然来た人が人と交わる場所にしていきたい」とも。

 利用料は、5日間=2万5,000円~。月曜・火曜休業。

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