大型LEDビジョンが1月10日、紀の国大橋近くのビル屋上に設置され、通行人の注目を集めている。
縦4メートル、横は8メートルと3メートルほどのLEDパネル2枚を組み合わせ、立体感のある映像を投映する。現在は、パンダがチョウを追いかけて飛び出したり、ササを食べてあくびをしたりする映像を映し出す。
不動産会社「田村ジャパン」(和歌山市北野)が、北新橋西詰交差点北側の黒岩ビル(元寺町4)の屋上に設置した。田村勝也社長によると、「クロス新宿ビジョン」(東京都新宿区)で三毛猫の3D映像が映し出され、話題となったことをきっかけに設置の企画を進めたという。同社の調査では、ビル屋上に設置する大型の3Dビジョンは全国の都市部を中心に数カ所のみ。田村社長が「地方都市の和歌山で面白いことができそうだ」と設置を決めた。
田村社長は「新宿の3D猫はすごい迫力。3Dパンダももっと飛び出して見えるよう、どんどんコンテンツを改良していきたい。和歌山に、ジャイアントパンダと3Dパンダの両方を見に来てもらいたい。SNSの話題にもなれば」と話す。「『パンダを見た』とたくさんの反応があった。広告の問い合わせもあったので楽しみにしてほしい。パンダの他にも面白いコンテンツのアイデアを募集している」とも。
※パネルの大きさの記述を修正しました。(2023年2月4日 17時00分修正)