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和歌山・有田川町のビール醸造所「ノムクラフト」が缶商品販売

グラスに注いだ有田川町のクラフトビール「ノムノムゴールデン」

グラスに注いだ有田川町のクラフトビール「ノムノムゴールデン」

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 ビール醸造所「NOMCRAFT Brewing(ノムクラフトブリューイング)」(有田川町長田)が現在、小売り販売商品のパッケージを瓶から缶に移行している。経営は「CAMPS(キャンプス)有田川」(同)。

(左から)「グリーンマジック」「ノムノムゴールデン」の缶

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 同醸造所は、2016(平成28)年に閉園した田殿保育所跡を改装し、2019年5月創業。「ノムノムゴールデン」「ノムクラフトIPA」などのビールを醸造する。

 マネジャーの金子巧さんによると、カナダ製の缶用充填(じゅうてん)機を輸入し、4月から稼働。4月の出荷分から順次、缶を出荷し、店頭に並んでいる。定番商品のほか、準レギュラーの10種を含め、年間100種ほどの小売り用商品を缶に切り替えていくという。価格は、「ノムノムゴールデン」(660円)、「ノムクラフトIPA」(720円)。

 金子さんは「溶存酸素量を減らし酸化を防げるため、品質保持期間を長くできる。紫外線を遮断でき、生産効率も向上する。新規取引も増えている。和歌山の食材でビールを作ってほしいといった受託製造(OEM)などの依頼も受けやすくなる」と話す。「よりたくさんの人に飲んでもらえたら。おいしいクラフトビールをきっかけに、和歌山や有田川町に興味をもってもらい、まちづくりにつなげていきたい」とも。

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