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南紀白浜のグランピング施設「In the Outdoor 白浜志原海岸」が1周年

グランピング施設「In the Outdoor 白浜志原海岸」を運営する南畑義明さん

グランピング施設「In the Outdoor 白浜志原海岸」を運営する南畑義明さん

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 グランピング施設「In the Outdoor 白浜志原海岸」(白浜町日置、TEL 0739-34-3311)が5月21日、オープン1周年を迎えた。経営は「OUTDOOR TRIP(アウトドアトリップ)」(串本町くじ野川)。

グランピング施設「In the Outdoor 白浜志原海岸」のテント

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 吉野熊野国立公園内の志原海岸近くの同施設。近隣の鳥毛洞窟(とりげどうくつ)や温浴施設「リヴァージュ・スパひきがわ」までの遊歩道も併設する。夜は照明の光量を調整し、天体観察が楽しめる。

 宿泊用設備は、ウッドデッキの上に設置したテントやトレーラーハウス、キャビンの3種。2~4人向けの「グランピングテントスウィート」プランは、ダブルベッド2台を備える高さ3メートル、直径6メートルのワンポール型テントを提供する。同サイズのテント2基の「グランピングテントスウィートダブル」プランはシングルベッド8台を設置。1日1組限定の「グランピングテントスウィート・デラックス」プランは、3基のテントに16台のシングルベッドを備える。トレーラーハウスは、アウトドア用品製造企業「スノーピーク」(新潟県)が建築家の隈研吾さんと開発した「住箱」2棟を用意。キャビンは、シャワールームやトイレのほか、ドッグランやテントサウナが付くプランを用意する。

 全プランたき火台の利用に対応する。備品類はタオルや歯ブラシ、パジャマなど、各種取りそろえる。このほか、シャワー、トイレ、洗面所、自販機を備える共同利用棟、食事や団らんに使える棟を設置する。

 同社は2021年、「リゾート大島」から社名を変更。1987(昭和62)年創業のキャンプ場を中心にしたアウトドア施設「南紀串本リゾート大島」(串本町樫野)を経営する。ガラス製作体験施設「橋杭ICO」(くじ野川)、温浴施設「弘法湯」(姫)など、アウトドア・レジャー施設やツアーの企画・運営も手がける。

 南畑義明社長は「窓を大きく取ったり、屋内からデッキ、庭までをつなげたりするなど、アウトドアに触れられる作りにしている。1年間で3回以上のリピーターが10組以上いる。結婚パーティーや社員旅行などの団体利用もあった」と話す。「小学5年生からキャンプ場が好きで、中学生からキャンプ場経営を手伝っていた。準備は大変だったが、当日、キャンプを楽しむ人を見るとうれしかった。私にとっては、キャンプ場の経営は天職。アウトドアに触れて人生を豊かにする人を増やしたい」と笑顔を見せる。

※施設名表記を変更しました(2023年5月26日 9時変更)

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