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和歌山の「桃山特産センター」で「あら川の桃」店頭に 収量や糖度は例年並み

「あら川の桃」に人が集まる「桃山特産センター」

「あら川の桃」に人が集まる「桃山特産センター」

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 「桃山特産センター」(紀の川市桃山町市場)で「あら川の桃」の販売が始まった。経営は「JA紀の里」(上野)。

店頭に並んだ「あら川の桃」

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 同センターでは、6月上旬からハウス栽培のモモの販売を開始。現在、主力品種の一つ「日川白鳳」が並び、今後は「八幡白鳳(はくほう)」「白鳳」「清水白桃」などが8月中旬にかけて順番に並ぶ。収穫直前に発生した大雨の影響が心配されたが、収量や糖度には影響なく昨年並みになるという。

 紀の川市は県内最大の栽培面積。ブランドモモ「あら川の桃」は紀の川市桃山町で栽培され、基準を満たした生産者だけが使用できる名称。同組合では品質を維持するため生産資材の統一や栽培指導を行っている。

 毎年6月から8月にかけ、同市内でモモの収穫が始まると県内外からたくさんの客が訪れる。同センターは通年営業。モモのほか野菜や加工品を販売するが、年間売り上げの約7割がモモの販売期間に集中するという。

 価格は形やサイズ、色で異なる。贈答用(3,000円~)のほか、家庭用の籠盛り(4、5個=500円)、手提げ箱(6個=1500円)など。

 同組合西部流通センターの上本好住センター長は「桃山町は土壌が水はけのよい砂地で、雨が降っても排水性が高く、高糖度のモモができる。今年も農家の皆さんの努力でおいしいモモができたので買い求めてほしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~17時。火曜定休(6月から8月上旬まで無休)。

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