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和歌山大の学生グループとJR西日本らが湯川駅周辺を草刈り

JRきのくに線湯川駅前の草を刈る和歌山大学生とJR西日本社員

JRきのくに線湯川駅前の草を刈る和歌山大学生とJR西日本社員

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 和歌山大学の学生グループ「きのくに線活性化プロジェクト」(きの活)有志とJR西日本、那智勝浦町役場の職員が6月24日、JRきのくに線の湯川駅(那智勝浦町)周辺で草刈りと清掃活動を行った。

草刈り前のJRきのくに線湯川駅前

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 同駅はきのくに線の駅で最も海に近いことから、「海の見える駅」として訪れる人に楽しんでもらおうと、2021年にきの活の提案で清掃活動を始めた。2022年から年に1回、観光列車「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河」の運行に合わせ、清掃を行う。

 当日は85人が、鎌やチェーンソーを手に、湯川駅周辺の海岸一帯の草刈りと清掃を行った。

 きの活代表の宮井凜晴さんは「自分たちの声かけで始まった活動が、地域の人たちと継続してできるものになってよかった。草は放っておくと伸びていくので、今後も継続して景観を守っていきたい。今回の活動で初めて紀南に行った学生も多く、終わった後に観光などもして紀南を楽しめて良かった」と笑顔を見せる。

 JR西日本和歌山営業部の石尾竜也さんは「きのくに線は太平洋沿岸をなぞるように走る路線。雄大な太平洋の眺めを楽しんでもらいたい」と話す。「9月からはウエストエクスプレス銀河が走るので、銀河で紀南の旅を満喫してもらえたら」とも。

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