和歌山経済新聞の2023年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、和歌山港で4年ぶりの「港まつり花火大会」の開催を知らせる記事だった。
港の安全と繁栄を祈願し、港に関心を持ってもらおうと1953(昭和28)年に始まった和歌山市の夏の風物詩。海上から打ち上げる約3000発の花火を目当てに毎年、約3万人が集まる。コロナ禍で2019年以降中断していた。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 和歌山で「港まつり花火大会」 4年ぶり開催へ、3000発打ち上げ(5/26)
2. 和歌山の「桃山特産センター」で「あら川の桃」店頭に 収量や糖度は例年並み(6/22)
3. 和歌山に3Dビジョン ビル屋上に飛び出すパンダ(2/3)
4. 和歌山・田辺のイタリアン「アンディアーモ」が1周年 幅広い世代が集まる店に(3/2)
5. 和歌山「まつさか農園」がミカン選手権最高金賞受賞 野菜ソムリエが審査(1/12)
6. 「和歌山カレー大会」3回目開催へ 本町公園に県内外28店(5/10)
7. 和歌山・紀三井寺で「福開き速駈詣り」 104人が疾走(1/10)
8. 和歌山・紀の川市に青果&タルト店「バードコールフィールド」(2/20)
9. 和歌山の加茂郷・下津・初島で「駅マルシェ」開催へ 無人駅に店ズラリ(5/2)
10. 和歌山・海南で4年ぶり「亀池さくらまつり」 新道路でアクセス向上(3/27)
2位には、桃山町で栽培されるブランド桃「あら川の桃」販売開始の記事がランクイン。県外から買い求める人も多く、記事公開から約10日で2位になった。3位は、地方都市では珍しいビル屋上に設置する大型の3Dビジョンに注目が集まった。4位、8位には田辺市や紀の川市の個人店がランクイン。6位、7位、9位はイベント関連のニュースに注目が集まった。11位~20位には飲食店やイベントのニュースが8本ランクインするなど、コロナ禍から大きな変化が見られた。