社会人サッカーチーム「アルテリーヴォ和歌山」と「FC BASARA HYOGO(エフシーバサラひょうご)」が対戦する「海南特産家庭用品協同組合PRESENTS海南ライフグッズマッチ」が7月9日、紀三井寺公園陸上競技場(和歌山市毛見)で開催される。
同試合は、関西サッカーリーグ第9節の公式戦。スポーツを通しての地域貢献を掲げるアルテリーヴォと地場産業の認知向上を目指す海南特産家庭用品協同組合(海南市日方)が企画した。同組合が協賛する冠試合は初。3月に開催を決めたが、6月2日の大雨による水害で海南市が大きな被害を受けたことから、収益の一部を寄付するチャリティーマッチに変更した。
当日は、県出身の元Jリーガーでセレッソ大阪アンバサダーの酒本憲幸さんが来場者を出迎えるほか、協賛企業の家庭用品や飲料用アルミボトルを入場者に進呈する。会場周辺には協賛企業の販売ブースのほかキッチンカー6台が出店。よさこい演舞の披露もある。
同組合理事長を務める「サンコー」の角谷太基社長は「組合に入る企業にも水害の被害を受けたところは多い。チャリティーの声が上がることは助け合いの精神の表れ。たくさんの人に試合を楽しんでもらい、少しでも復興の役に立ちたい」と話す。
19時キックオフ。入場料は500円(小学生以下無料)。販売ブースは15時営業開始。