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和歌山・和佐地区でヒマワリ見頃 休耕地を景観作りに活用

「JAファームわかやま」が育てるヒマワリ(2023年8月12日撮影)

「JAファームわかやま」が育てるヒマワリ(2023年8月12日撮影)

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 「JAわかやま」(和歌山市栗栖)本店周辺の畑で現在、開花したヒマワリが地域住民たちの目を楽しませている。

台風7号の影響で倒伏したヒマワリ(写真提供=JAわかやま)

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 農地保全活動に取り組む「JAファームわかやま」(同)が農作業委託を受け、管理する畑で春作と秋冬作の間の休耕地にヒマワリを植え、JAわかやま(同)と共同管理している同畑。地域の景観作りのほか、花が終わるとトラクターで畑にすき込み、キャベツやハクサイ、ブロッコリーなどの栽培に向け「緑肥」に活用している。

 今年はJAわかやま本店周辺の6カ所に時期をずらし、ヒマワリを植えた。7月から順に開花し、14日に3番目の畑のヒマワリが満開を迎えた。15日に和歌山県を縦断した台風7号の被害で全て倒伏した。

 JAファームわかやまの山本敏生さんは「花が咲くとたくさんの人から反響がある。今年は夏の雨が少なく、発芽もそろわず、栽培には苦戦した。4つ目の畑はつぼみを付けたまま、台風で倒されてしまい心配したが、見事に起き上がり、8割ほどが開花した。残りの畑のヒマワリは9月に開花する」と話す。

 開花したヒマワリの花はJAわかやまのSNSでも公開している。

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