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和歌山・海南のキャンプ場「コレガーレ」に週末限定カフェ 和歌山湾を一望

(左から)キャンプ場「コレガーレ」を共に運営する生産者の舩橋さんと井戸さん、カフェマネジャーの柳瀬さん

(左から)キャンプ場「コレガーレ」を共に運営する生産者の舩橋さんと井戸さん、カフェマネジャーの柳瀬さん

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 キャンプ場「Collegare(コレガーレ)」(海南市下津町塩津)内にカフェがオープンして2カ月がたった。経営は包装資材販売会社「ホンシュー包装」(同曽根田)。

コレガーレのチキンサンド(左)とハンバーガー

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 同キャンプ場は、4月にオープン。約3000平方メートルの敷地にテント区画4つとコンテナ区画3つ、プライベートビーチを備える。施設名はイタリア語の「つなぐ」にちなむ。カフェは週末限定営業。コンテナ内に和歌山湾を望む客席を備える。

 看板メニューは、県産食材の梅果汁入りのタルタルソースを使ったチキンサンド、ハンバーガー(以上900円)、同地域の農園で収穫された果物を使ったスムージー(ブルーベリー=600円、ハッサクパイン=700円)など。

 同社は地域の農業人口の減少に危機感を抱き、コロナ禍のキャンプブームに合わせ、下津地域の関係人口を増やす狙いでキャンプ場を開設。地元農家と共にキャンプ場を運営する。キャンプ場のオフシーズンの冬に、ミカン収穫などの季節労働者の宿泊場所としても活用を見込む。同施設を訪れる人を増やす狙いでカフェを始めた。

 カフェマネジャーの柳瀬留那さんは「海南インターチェンジから近く、大阪市内から約1時間で来られる。騒がしい都会を離れ、海を見ながら和歌山の食を味わい、ゆっくり過ごしてもらえたら」と話す。キャンプ場運営スタッフで、ミカン農家の井戸祐輔さんは「これからはミカンの収穫体験会などを開きたい。利用者と農家の人のつながりをきっかけに、地域全体を盛り上げたい」と意気込む。

 営業時間は土曜・日曜=11時~15時。

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