和歌山県・奈良県・三重県の道の駅を巡るスタンプラリーが4月1日、始まった。
同企画は今年7月、「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコ世界文化遺産登録20周年を迎えることを記念し、紀伊半島をたくさんの人に周遊してもらおうと三重県、和歌山県、奈良県が連携して行う。「紀伊山地の霊場と参詣道」は、3県の26市町村にまたがる自然遺産と文化遺産で構成する。
スタンプ設置場所は、和歌山県内37カ所、奈良県内16カ所、三重県内18カ所の計71カ所。台紙となるスタンプブックの表紙にはイメージキャラクター「熊の子『ドウ』君」を採用。計1万冊を配布する。新たなスタンプは設置せず、各施設に備え付けの「道の駅スタンプ」を用いる。
スタンプを全て集めた「完走走破者」には、認定証と記念ステッカーを進呈する。このほか、毎月抽選を行い、各県が作成したオリジナルグッズを合計200人に進呈する。
和歌山県道路保全課の担当者は「紀伊半島はとても広いので、スタンプラリーを機に長期滞在や周辺観光も楽しんでほしい」と呼びかける。
12月31日まで。