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海南・塩津露の浜で「ゴミゼロ」活動 市民と市職員がボランティア清掃

塩津露の浜の清掃後、集めたごみを前に並ぶごみ拾いの参加者たち

塩津露の浜の清掃後、集めたごみを前に並ぶごみ拾いの参加者たち

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 海南市職員組合青年女性部とボランティア団体「act for the city(アクトフォーザシティー)」が5月26日、塩津露の浜(海南市下津町塩津)で清掃活動を行った。

塩津露の浜でごみを拾うボランティアたち

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 青年女性部と市民団体の合同清掃は初開催。10時から約1時間、市職員約20人と市民約20人が、5月30日の「ゴミゼロの日」に先立ち、「ゴミゼロ」活動に取り組んだ。ごみ袋約40袋のごみを集めたほか、流れ着いた竹や木、発泡スチロールなどを回収した。

 塩津地区は人口約420人。露の浜は多くの人が訪れる海水浴場。海洋ごみの漂着も多く、地域住民が清掃活動を行っている。当日は、同地区の住民による路地清掃活動も行われた。

 同組合の坂口誠基書記長は「市民に身近なボランティア活動の企画を通して、アクトフォーザシティーの皆さんと縁が生まれ、ごみ拾いの合同開催が実現した。これからのさまざまな活動のきっかけになれば」と話す。「露の浜は高速道路インターチェンジからもアクセスが良い美しい海水浴場。美観を保ち、地域の魅力アップにつなげたい」とも。

 同団体代表の嶋田翔太さんは「未来の子どもたちにきれいな海を残すため、大人がごみを拾う姿を見せることが教育にもなる。市職員組合との協働が実現でき、同じ目的を持った人が集うことで、異業種交流の場にもなった」と話す。「マナーを守って、釣りや海水浴など、和歌山の海を楽しんでほしい」と呼びかける。

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