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和歌山・有田巨峰村で「花切りレスキュー」 参加者にはブドウ2キロ進呈

参加を呼びかける三木と園の三木鉄平さん(左)とえみさん

参加を呼びかける三木と園の三木鉄平さん(左)とえみさん

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 観光農園「有田巨峰村」(有田川町川口)でブドウの花切りのボランティアを受け入れる援農ワーケーション「ぶどうの花切りレスキュー」が5月10日、始まる。主催は一般社団法人しろにし(二川)。

ブドウの花

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 有田巨峰村は、生産農家約20戸が参加する和歌山県内最大規模の観光農園。夏から秋にかけ、巨峰を中心に、ピオーネやシャインマスカットのほか、ナシも収穫できる。総耕作面積は約40ヘクタール。

 ボランティアは日帰りでの参加のほか、簡易宿所や社員寮、コワーキングスペースなどを備える移住就業支援拠点施設「しろにし」(二川)での宿泊プラン(1泊3食付き=8,800円)を用意。参加者にはブドウ2キロが後日提供される。

 ボランティアを受け入れる「三木と園」の3代目園主・三木鉄平さんは「花切り作業は、ブドウの房の形にする重要な作業。時期が遅れれば花が咲き切ってしまい、受粉が遅れ、実がいびつな形になってしまう。たくさんの人に農業の楽しさを知ってもらうきっかけになれば」と話す。妻・えみさんは「山に囲まれた静かな高原で日常の何もかもを忘れて、農作業を一緒に楽しみましょう」と呼びかける。

 今月25日まで。定員は各日6人(先着順)。

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