ご当地カプセルトイ「白浜がちゃ」の販売が8月10日、白浜町内の観光施設で始まった。
「紀伊半島観光情報ステーション」に設置されたカプセルトイマシン
持続的なまちづくりを目指す地域コミュニティー「白浜コネクトプロジェクト」が企画・運営を手がける。同団体は、「アワーズ」「南紀白浜エアポート」など、白浜町を中心とした民間企業など7事業者が参画する。
販売するカプセルトイは、白良浜やパンダなどの絵柄のキーホルダー全6種(1個500円)。同町の魅力を多くの人に知ってもらおうと町立白浜中学校の生徒36人が約3カ月間の総合学習授業で企画を提案。「白浜カタチ旅守キーホルダー」として商品化した。6種のうち「白良浜」「三段壁」「白浜温泉」「江津良」「円月島」は町産ヒノキを加工して作った。レアグッズの「パンダ」は竹製。
カプセルトイマシンの設置場所は「三段壁洞窟」(白浜町)、「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE(白浜キーテラスホテルシーモア)」(同)、「アドベンチャーワールド」(堅田)、JR白浜駅構内の「紀伊半島観光情報ステーション」。収益の一部は、生徒たちが今後企画するまちづくりイベントなどに活用される。
売り場スタッフは「観光客にはパンダが人気。レアなパンダを引こうと何回か挑戦してくれる人もいる。地元住民も目当てのものを引こうと繰り返し来てくれる。地元の中学生にはハート型の円月島が人気」と話す。