和歌山市・山吹丁交差点近くに1月27日、精進料理の店「精進cafeふぉい 城北店(和歌山市西釘貫丁、TEL 073-433-0355)」がオープンした。
同店は、和歌山市新通に2008年より店を構える「精進cafeふぉい」の2号店。1号店店主の兄・杉山佳隆さんが開業した。席数は26席。駐車場8台。
肉や魚だけでなく、「五葷(ごくん)」と呼ばれる辛味や香りの強い野菜、かつお節も一切使用しない精進料理を提供する。「五葷」は、ニラ、ニンニク、ネギなどの野菜を指す。
2号店は店内に足湯を併設するのが大きな特徴。足湯は一人席で、全5席。使う度にお湯を入れ替え、衛生面にも配慮する。利用は最大40分で、1ドリンクの注文が必要。タオルや入浴剤も有料で用意されている。「お客さまに楽しんでいただきたくて設置した。足湯の一人席は韓国を訪れた時にヒントを得た」と杉山さん。
ランチメニューは「週替わりプレート」(1,100円)、「特製薬膳野菜カレー サラダ付き」(980円)、「薬膳カレーうどん」(900円)、「大豆空揚げ和風おろし ごはん、スープ付き」(980円)、大豆ミートを使ったベジバーガー「ふぉいバーガー」(850円)など。ランチタイムはすべてドリンク付きで提供し、14時以降は単品注文ができる。
デザートメニューは、豆乳100%で9種類のソースが選べる「濃厚豆乳ソフトクリーム」(400円)、「焼き立てさつまいもパイ」(500円)、「湯園とさつまいものぜんざい お茶付」(600円)など。 ドリンクメニューは紀州備長炭で焙煎(ばいせん)した「コーヒー」(450円)、「ノンカフェイン穀物コーヒー」(450円)、「豆乳」(400円)、「チャイ」(450円)など、ノンカフェインから各種中国茶まで幅広く用意する。
「お店をオープンすることが決まってから、1年ほど自分も精進料理を食べている」という杉山さんは、「21時まで営業しているので、夜カフェとして使ってほしい」と呼び掛ける。
営業時間は11時~20時30分(ラストオーダー)、木曜定休。