南海電鉄和歌山市駅の改札内にある「南海そば和歌山店」(TEL 073-422-5885)が1月13日、冬季限定の新メニュー「親子あんかけ」「梅あんかけ」の提供を始めた。経営は南海エフディサービス(大阪市)。
南海そば1号店は1966年7月、南海電鉄難波駅にオープンした。現在は、新今宮や三国ヶ丘、天王寺など大阪に5店舗、和歌山店と合わせて6店舗を展開する。
和歌山店は1975年にオープンし、今年9月で40周年を迎える。ほかの店舗が移転で取り壊されたため、現存する店舗の中では最も古いという。店舗面積は5.75坪。立食のみ。
同店は濃縮だしを使わず、かつおやうるめなど4種類のだしでそばとうどんの両方を提供する。親子あんかけは通常のだしに「玉子あんかけ」を加え、鶏肉をトッピング。梅あんかけは梅干しを乗せる。
総務部の藤井宏敏さんは「夏にはざるそばや冷やしそばなど限定メニューがあるので、冬は体が温まるあんかけを始めたところ好評だった。今年は新メニュー2種を加え、全4種を提供する」と話す。「『肉あんかけそば』は『関西私鉄スタンプラリー』の対象メニューにした。オリジナルグッズのプレゼントもあるので、この機会にぜひ試してほしい」とも。
人気メニューは、きつねうどんとたぬきそば。関東では「きつねそば」と呼ぶ店もあるが、同店では油揚げを載せたそばを「たぬきそば」と呼ぶ。人気はそばの方がわずかに上だという。
メニューはかけそば、かけうどん(以上240円)、たぬきそば、きつねうどん(以上280円)、かやくご飯、カレー丼(以上420円)など。あんかけメニューは卵(300円)、梅(350円)、親子(400円)、肉(450円)。提供は3月15日まで。スタンプラリー情報は同店にポスターで掲示している。
営業時間は7時~21時。