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和歌山・有田の箕島漁港で「とれピチ朝市」-タチウオ水揚げ日本一の町で

魚を買い求める人でにぎわう漁港

魚を買い求める人でにぎわう漁港

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 ミカンの産地として知られる有田市の箕島(みのしま)漁港(和歌山県有田市宮崎町)で2月28日、「とれピチ朝市」が開催される。主催は和歌山県有田市産地協議会。

水揚げされたタチウオ

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 有田市には箕島、初島、逢井(おうい)、千田、矢櫃(やびつ)の5つの漁港があり、タチウオの水揚げ量は全国1位を誇る。箕島は第2種漁港でエリア最大の漁港。

 箕島漁港では昨年春まで朝市を開いていたが、天候不良で水揚げが少ない日があったことから一時開催を中断。昨年11月から地元観光協会の協力を得て、地元野菜や棒ずしなど雨天でも販売できる特産品を充実させて再開にこぎ着けた。「観光協会女性の会」がプロデュースする地元特産のハモ天を使ったゆず風味の焼うどん「ありだグルメ焼き」などを提供する飲食ブースも出店する。

 同市産業振興課の吉田悠佑さんは「地元住民に有田の食材をもっと食べてもらうというコンセプトで過去3回開催した。来場者数は1500人を超え、多くの方に喜んでもらえたと思う。今後は毎月開催で恒例行事にしたい」と話す。

 鮮魚の販売は10時に始まるが、人気のため1時間程度で完売する見通しだという。

 「今の季節なら、タチウオ以外にカマスやタイも水揚げされる。新鮮な海の幸を楽しんでもらえれば」と、吉田さんは来場を呼び掛ける。

 開催時間は9時~12時。箕島漁港まではJR箕島駅から市内を巡回する「デマンドバス」でアクセスできる。

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