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イオンモール和歌山が1周年、延べ来店客数は900万人に-駅乗降客86%増

1周年を記念した垂れ幕がかかる、イオンモール和歌山の外観

1周年を記念した垂れ幕がかかる、イオンモール和歌山の外観

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 和歌山の複合型ショッピングモール「イオンモール和歌山」(和歌山市中字楠谷、TEL 073-452-8811)が3月16日、グランドオープンから1周年を迎えた。

地元和歌山のパン店も出店した「第1回パンマルシェ」の様子

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 約15万5000平方メートルの敷地に、イオン和歌山店と専門店、シネマコンプレックス「イオンシネマ和歌山」などで構成される同施設。開業から1年間の延べ来店客数は約900万人で、当初に掲げた「年間1000万人」には到達しなかったが、袖山雅彦ゼネラルマネジャーは「非常に多くのお客さまに来店いただいた」と話す。

 昨年10月には直結する南海本線・和歌山大学前駅(ふじと台)に「特急サザン」が停車するようになり利便性が向上。和歌山市方面からの電車は特急停車前に比べて平日約1.7倍、土休日約2.5倍の増便となった。月間の同駅乗降客数も、開業前の2013年12月の3811人に対し、昨年12月は7113人で約86%増となった。

 「地域との連携」にも注力してきたことについて、広報担当者は「来場者だけでなく従業員も地域住民が多い。イベントも地域のみなさんに協力してもらい、盛り上げてもらった」と話す。「地域連携の状況も含め、郊外型のショッピングモールとして専門誌でも高い評価を受けている。これからも地域のみなさんとのコラボ企画を進めていきたい」とも。

 1周年を記念したキャンペーンも開始。各店でのセール開催ほか、14日・ 15日には和歌山の名産品を販売する「和歌山物産展」、パン店11店による「第1回パンマルシェ」を開いた。企画展「和歌山『ええとこ』Gallery」では、従業員や来場客に和歌山県の好きなところや場所を書いてもらい、写真に収めたものを展示している。

 和歌山を旅行した帰りに立ち寄ったという福岡県在住の女性は「関西空港へ向かう前に、和歌山のスーパーに行ってみたいと思って来た。駅が近いので立ち寄りやすく、和歌山の食べ物をたくさん買うことができた」と笑顔を見せる。

 営業時間は、専門店=9時~22時、イオン和歌山店1階=9時~23時、同2階・3階=9時~22時。1周年キャンペーンは今月29日まで。

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