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和歌山の交流スペースでファシリテーション勉強会 「FAJ和歌山サロン」発足、定期開催へ

和歌山サロン代表の小泉博史さん(中央)

和歌山サロン代表の小泉博史さん(中央)

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 ぶらくり丁商店街にある交流スペース「みんなの学校」(和歌山市米屋町)で6月21日、日本ファシリテーション協会(FAJ)和歌山サロンが定例勉強会を初開催する。

毎週土曜の早朝に行っているファシリテーション勉強会の様子

 「ファシリテーション」は、グループ活動を支援する技術や考え方。会議やミーティングで参加者の意見を引き出したり、話の流れを整理して情報の共有をしたりすることで、チームを活性化する手法。ファシリテーションを実践する人をファシリテーターと呼ぶ。

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 2004年にNPO法人の認証を受けた同協会では、ファシリテーションの研究・教育・支援・交流に関する事業を行い、ファシリテーションの普及を目的に活動している。東京・渋谷に本部を置き、支部やサロンと呼ばれる拠点は全国に15カ所、会員は約1800人。

 同協会会長の平井雅さんは「産学官問わずさまざまな分野で協働を促す手法としてファシリテーションが注目を集めている。北海道から沖縄まで全国で会員が学び実践している」と話す。平井さんは沖縄県読谷村在住で、会員と非会員が交流し共にファシリテーションを学べる場として「沖縄サロン」を立ち上げた。「和歌山でもファシリテーションを生かして職場や社会をよくしていきたいという仲間が集まったと聞いて心強く思う」とエールを送る。

 和歌山サロン代表の小泉博史さんは「月に一度、関西支部の勉強会に通ってきたが参加者は大阪、兵庫、京都の人がほとんどで和歌山の人は少なかった」と話す。小泉さんたちは朝活として独自の勉強会を2年以上継続している。「サロンとして認められることで、全国の会員と交流が持てる。今後は県外からベテランを招き規模を拡大していきたい」と意欲を見せる。

 第1回の定例勉強会の進行役は同協会フェローの堀公俊さん。初代会長を務め「ファシリテーション入門(日経文庫)」や「ビジネス・フレームワーク (日経文庫ビジュアル)」など多数の著書を持つベテランファシリテーター。小泉さんが堀さんの著書で学んだことから、第1回の例会に招きたいとラブコールを送り実現したという。

 小泉さんは「私たちにとってファシリテーションは、みんなをつなぐ魔法のような力。地方都市でより良く暮らしていくためにはその力が必要。自分たちの街でファシリテーションの普及に力を尽くしていきたい」と意気込む。

 開催時間は13時~17時。参加無料。非会員でも参加可能。問い合わせは小泉さん(TEL 080-4341-5665)まで。今後は年2回の例会を予定する。

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