食べる 見る・遊ぶ 買う

和歌山・築港に器とカフェの店「扉」 5年のイベント出店を経て

店主の貴志直司さん(左)と加珠子さん

店主の貴志直司さん(左)と加珠子さん

  • 0

  •  

 和歌山港近くに6月14日、器とカフェの店「扉」(和歌山市築港)がオープンした。店舗面積は約40坪。席数はテーブル8席、カウンター4席の計12席。

手作りのマフィン

[広告]

 店主の貴志直司さんは、15年ほど前に会社に勤めながら陶芸の道へ進み、腕を磨いてきたという。屋号は「Hippo-po(ヒポッポ)」。5年前から県内外のイベントに出店を始め、3年前に奈良で初の個展を開催。その後も年に1回程度、イベント出店の合間に個展やグループ展を開いている。

 陶芸を始めたきっかけについて、貴志さんは「気軽な気持ちで陶芸教室へ習いに行ったら、そのまま陶芸の魅力にはまり、趣味の域を越えてしまった」と笑う。

 イベント出店だけでなく常設できる店舗も持ちたいと、今年2月から家業の「貴志米穀食料品店」が入居するビルの3階を改装。もともと貸事務所だった場所を自分たちの手でセルフリノベーションした。店内はカフェスペースとギャラリースペースが併設され、ギャラリーでは直司さんの作品のほか、月替わりで知人の作家に声を掛けて作品展を実施する。

 カフェメニューは、ホットコーヒー(400円)やアイスコーヒー、紅茶、みかんジュース(以上420円)、カフェオレ(450円)、ティーソーダ(480円)など。妻の加珠美さんが手作りするマンゴー入りチーズケーキ(420円)やバナナブレッド(350円)、マフィン(200円)も。

 直司さんは「イベントでは器を見てもらうことしかできないので、カフェで実際に使ってみてもらえれば。窓からは和歌山城が見えるロケーションで、のんびり過ごしてもらえると思う」と笑顔を見せる。

 日曜~火曜営業。営業時間は11時~21時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース