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和歌山・ぶらくり丁でクラフトビールフェス ビール量は前回の2倍に

伊勢角屋麦酒(前回の様子)

伊勢角屋麦酒(前回の様子)

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 ぶらくり丁(和歌山市米屋町)で10月10日、クラフトビールと手作り雑貨を楽しむナイトマーケット「クラフト×暮らふとビールフェス vol.2」が開かれる。主催は「第2回リノベーションスクール@和歌山」の受講生を中心とするBLAP(ブラップ)実行委員会。

クラフトビールを目当てに多く人で賑わった商店街の様子

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 クラフトビールは、少数生産で醸造所の職人が製造するビールのこと。醸造に手間暇が掛かることから、手工芸品(クラフト)の呼称がついた。8月29日に開いた第1回は、開始直後から多くの来場者があり、約900リットル(約3000杯分)のビールが完売したという。

 実行委員長の小賀善樹さんは「前回は予想以上の来客でビールが売り切れてしまったので、今回は2倍の量を用意した。乾杯を盛り上げるために、ドイツ語の乾杯ソング生演奏も行う。参加者の皆さまと楽しく乾杯したい」と話す。

 当日は、前回出店の醸造所5カ所に加え、大山Gビール(鳥取県西伯郡)、長濱浪漫ビール(滋賀県長浜市)が出店。生ビールを提供するほか、和歌山県内のレストランやカフェ、クラフト作家なども販売ブースを並べる。

 会場では「商店街リビングルーム化プロジェクト」の一環として、「風」「緑」「音」をコンセプトにした空間作りにも力を入れる。アートや音楽要素を取り入れ、「ほっと一息つきながらおいしい食べ物とクラフトビールが楽しめる」企画を用意する。

 メーンステージでは、現在開催中の芸術祭「WAKAYAMA SALONE 2015」と連動しライブペイティングを行うほか、ミュージシャンやアーティストによるライブ、ダンスショーも行う。出演アーティストは、さつきのあき、King☆JIRO、TONPEI、NAKED、Yuna Nakaya Secial Band。今年12月公開予定の串本町が舞台の映画「海難1890」のトークイベントも開催する。

 小賀さんは「『芸術は麦発だ!』を合言葉に、アートや音楽を楽しめる空間を作る。和歌山の商店街ならではのゆるやかで、和やかなリビングルームを楽しんでほしい」と呼び掛ける。「僕達の子ども頃みたいに、賑やかぶらくり丁を子ども世代に見せたい」とイベントに込める思いを話す。

 チケットは、前売り=2,200円(6枚つづり、カップ1個付き)。当日=1枚400円。入場無料、マーケットブースはキャッシュオン形式。前売りチケットは、siestaや十二番丁きっちん、平和酒造、Peanuts Farm、ピッコロ西洋食堂、PLUGなどで販売する。

 開催時間は15時30分~21時30分。

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