和歌山市のパームシティ近くに9月16日、中華そば店「夜鳴きそばBooやん」(和歌山市松江、TEL 073-453-7188)がオープンした。
店舗面積は約14坪。席数は、カウンター席6席、テーブル席18席。駐車スペースは3台。
店長は大阪出身。すし店や日本料理店で修業し、和歌山市の繁華街・アロチで「割烹 つるべ」を経営していた経歴を持つ。「和食の料理人としての経験をもとに、スープやしょうゆベースのタレ作りなど、約2年かけて独自の味を開発した」という。
スープは、豚骨ベースの「熟成夜鳴きそば」と、鶏ガラベースの「淡成夜鳴きそば」の2種類を用意。「スープを最後まで熱々のままで食べてもらいたい」という思いから、ラーメンがテーブルに運ばれた後に、溶岩石を熱々に焼き上げた「焼石」をスープの中に投入する。
サイドメニューにもこだわりを見せる。すし職人の腕を生かした「バッテラ」や、日本料理店時代にまかないとして出していた丼ぶりを改良した「ぶーやん丼」、地元・磯ノ浦から直接仕入れた新鮮なシラスを使った「かまあげシラス丼」を用意する。
メニューは、熟成夜鳴きそば(700円)、淡成夜鳴きそば(600円)、ぶーやん丼、磯の浦中善さんのかまあげシラス丼、味付メンマのネギマヨネーズ丼(以上350円)、若鶏の一本もも揚げ、骨なし鶏空揚げ(以上600円)、おやじのゲンコツギョーザ(5個350円)、特製バッテラ(3個150円、6個250円)、ビール(500円)、チューハイ各種(350円)、ラムネ各種(230円)など。
「和歌山ラーメンとはひと味違ったスープをぜひ味わってほしい。小さなお子さまから年配のお客さままで、幅広い年齢の方に喜んでいただけるお店にしていければ」と意気込む。
営業時間は11時~22時。水曜日定休。