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和歌山・黒江で「紀州漆器まつり」 「漆塗りボディー」懸けたミニ四駆大会も

川端通での祭りの様子

川端通での祭りの様子

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 和歌山・黒江の川端通り(海南市黒江)で11月7日・8日、「紀州漆器まつり」が開催される。

池庄漆器店など歴史のある建物が並ぶ

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 紀州漆器は、会津漆器(福島県)、越前漆器(福井県)、山中漆器(石川県)と並び日本四大漆器一つに数えられる。1989年から始まった同イベントは今年で27回目。

 実行委員会の田村彰夫さんは「ふるさと創生事業がきっかけで始まった。街の通り全体を占有して使用するイベントは、開始当時は珍しかったと記憶している。地域の住民や団体が力を合わせて、27年間続いてきた」と話す。

 会場では、地元の漆器卸17店舗が「大漆器市」を開く。川端通り沿いには、地域団体・企業が運営する飲食エリア「うまいもの横丁 いろいろ屋」を開設。ちびっこ絵付け体験コーナーでは、来年のNHK大河ドラマ「真田丸」ゆかりの九度山町のキャラクター「ゆっきー」をモチーフにした漆器の絵付けが体験できる(1日150人限定、無料)。ステージイベントやフリーマーケットも行う。

 このほか、8日は初の試みとして、ミニ四駆大会「紀州漆器CUP」を開く。上位入賞者には、本大会のために特別製作した「漆塗りボディーのミニ四駆」を進呈する。参加費は大人(高校生以上)=500円、小中学生無料。

 田村さんは「地元以外の人にも来場してもらうため、委員会メンバーは大阪まで足を延ばしてPR活動をしてきた。その努力のかいあってか、今では県内外から毎年約3万人が来てくれるようになった。今年もたくさんの人に楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は10時~16時。

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