和歌山県民文化会館(和歌山市小松原通り1)で11月29日、「循環農法」の著書・赤峰勝人さんが講演会「土から人へ 生命(いのち)の循環」を開く。主催は大阪なずなの会。
赤峰さんは大分県臼杵市の生産者。「循環農法」の普及活動を行っている。自身の農業体験をつづった「循環農法」(なずなワールド)、「ニンジンの奇跡 畑で学んだ病気にならない生き方」(講談社)、「百姓 赤峰勝人の野菜ごはん」(オレンジページ)など著書で知られる。
和歌山県での講演は今回が初めて。赤嶺さんは全国各地で講演会を開き、「持続可能な循環の社会」への思いや自身の体験談を共有している。
大阪なずなの会世話人の永井三千寿さんは「昨年2月、大阪で開かれた赤峰さんの講演会に和歌山からの参加者がいて、ぜひ地元でも聞いてもらいたいと準備をしてくれた」と話す。「赤峰さんの話は誰でも実践できる内容で、わかりやすい。農業の話だけでなく、『人は食べたものからできている』という考えから生まれた食事法の話など、幅広い内容になるはず。健康や食事に興味のある人はぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は12時30分~15時30分。入場料は2,000円(前売り=1,500円)。