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「わかやまITカーニバル」にITコミュニティが集結 みかんスポンサー募集も

みかん協賛を呼び掛ける実行委員会のメンバー

みかん協賛を呼び掛ける実行委員会のメンバー

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 和歌山大学(和歌山市栄谷)で12月12日、情報技術の祭典「わかやまITカーニバル」が開催される。現在、同実行委員会は協賛金やボランティアスタッフと併せて、当日会場で配布する「みかん協賛」を募集している。

みかんを食べながら紀南のメンバーともオンラインミーティングする様子

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 同イベントは、約15のITコミュニティーが集結しトークセッション、参加イベント、展示ブースなどを開くもの。「WordPress(ワードプレス)」や「Drupal(ドルーパル)」などのインターネット上でソースコードが公開される「オープンソースソフトウェア」の利用者と開発者や、電子基板「Ruby(ルビー)ボード」の電子工作をする技術者など、様々なジャンルでITに携わる人が集う。

 昨年7月から隔月開催される交流会「和歌山IT飲み会」に集まったメンバーが中心となり実現にこぎ着けた。若い世代が参加しやすいように和歌山大学を会場に選んだという。

 実行委員長を務めるウェブ制作会社「BEE(ビー)」(和歌山市板屋町)社長の久保田善文さんは「ITイベントは大阪で開催されることが多く、和歌山で交流できる場が少なかった。エンジニアの情報交換の場として、技術を学ぶ学術的な場として、ビジネスマンから子どもまで参加できる場を作りたい」と話す。

 当日は「ハンズオン」と呼ばれる実際に手を動かす企画として、プログラミング教室「CoderDojo(コーダードージョー)」など子ども向けの企画も用意する。「1番知ってほしいことはITの楽しさ。私たちにとっては仕事でもあるが、ITに触れることはとても楽しい。それに気付いてもらえるきっかけになれば」と久保田さん。

 和歌山県内のみかん農家に限りみかんによる協賛(みかんスポンサー)を募集している。みかんスポンサーから送られたみかんはイベント当日参加者に配布されるという。久保田さんは「情報発信力のあるゲストを招くので和歌山のみかんの味を堪能してもらえば特産品のPRにもなる」とみかんの協賛を呼び掛ける。

 開催時間は13時~17時。定員500人。

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