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和歌山・九度山駅が真田幸村カラーに 大河ドラマ「真田丸」放映を控え

幸村カラーになった九度山駅

幸村カラーになった九度山駅

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 南海電鉄九度山駅が11月14日、同地ゆかりの戦国大名・真田家の「六文銭」と赤色で駅構内を装飾し、観光客らの目を楽しませている。

特別運行中の真田赤備え列車

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 2016年1月から放映されるNHK大河ドラマ「真田丸」にちなんだ同企画。九度山町は戦国時代、真田昌幸・幸村の親子が数年間隠棲したゆかりの地。幸村親子は関が原の戦いを機に徳川家康から高野山で謹慎することを命じられた。高野山の厳しい冬を避けるため、麓の同町に移り住んだといわれる。屋敷跡に建つ高野山真言宗の寺院「善名称院」は別名「真田庵」とも呼ばれている。

 九度山駅は「真田の赤備え」に合わせて、駅舎やホームを茶色や白に塗装。駅正面には六文銭をあしらった赤い幕を左右に配置し、真田の陣構えを再現した。同駅がある難波~極楽橋駅間では来年秋まで、「真田赤備え列車」も運行している。

 大阪から観光で訪れたという女性は「駅が真田の陣地みたい。真田のゆかりの地に来たんだなと実感した」と笑顔を見せる。

 来年3月13日には、幸村親子の九度山町での暮らしをパネル展示とドラマ仕立ての映像で紹介する「九度山・真田ミュージアム」の開館も予定している。

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