和歌山・城北小学校近くの和食店「万町(よろずまち)はこ」(和歌山市万町、TEL 073-422-8585)が移転オープンして2カ月がたった。
和食店「旬菜hako」(東鍛冶屋町)が100メートルほど南へ移転し、町名に合わせて店名を切り替えた同店。県内の和食店3軒で料理人を勤めた山原一透さんが2011年に独立・開業し、移転後も自ら店を切り盛りしている。
新店舗は元カフェ。昨年、閉店情報を知ったことで移転を決意したという。店舗面積は前店舗の1.5倍の14坪。カウンター席6席、テーブル席15席。
山原さんは移転のきっかけについて「実は最初に店を出す時にも、移転後の物件を見に来ていた。当時は少し広く手が出せなかったが、常連客も増え、今ならちょうどよい広さだと思った」と話す。
店内は個室1室を備え、団体客利用に対応する。山原さんは「お客さんからも使いやすくなったと言われる。初めてのお客さんも増えてきた」と笑顔を見せる。
料理は、魚料理や旬の食材を中心に使った、造り盛り合わせ(1,500円~)、ポテトサラダ(300円)、灰干しサンマ(600円)など。ドリンクは、ビール(500円)、柚子ビール(550円)、焼酎各種(480円~)、日本酒各種(480円~)、梅酒各種(550円~)などを用意する。想定客単価は4,000円~5,000円。
「自分が飲んでおいしいと思った日本酒を置いている。和食には日本酒が合うので、ぜひ楽しんでほしい」とも。
営業時間は18時~翌1時。水曜定休。