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アルテリーヴォ和歌山が関西サッカーリーグ1部開幕戦 新生チームでJFL入り目指す

アルテリーヴォ和歌山の監督と選手の集合写真

アルテリーヴォ和歌山の監督と選手の集合写真

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 和歌山・紀三井寺陸上競技場(和歌山市毛見)で4月10日、関西サッカーリーグ1部の「アルテリーヴォ和歌山」が開幕戦試合を行う。

12月6日に紀三井寺陸上競技場で行われたKSLカップ準々決勝の様子

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 同チームは「和歌山からJリーグチームを」を合言葉に、2007年に創設した社会人チーム。現在は25人の選手が所属する。

 同チームは2009年から県サッカー選手権5連覇、2010年に和歌山県社会人サッカー1部リーグに昇格し、2011年に日本サッカーリーグの4部に当たる関西サッカーリーグ入りを果たした。昨季は関西1部リーグと全国社会人サッカー選手権のダブル優勝を飾るなど活躍。現在、日本サッカーアマチュアリーグの頂点「日本フットボールリーグ(JFL)」昇格を目指し精力的に活動している。

 今季は13人の選手が新加入し、約半数が入れ替わった。若手が加わり平均年齢25歳となった新生チームの指揮は、昨年に次ぎ坂元要介監督がとる。

 開幕戦の対戦相手は、ルネス学園甲賀サッカークラブ(滋賀県)。同チームは専門学校を母体とし、全国専門学校大会で過去に7回優勝している強豪。今季、関西2部から1部に昇格した。

 アルテリーヴォの児玉佳世子ゼネラルマネジャーは「今年の選手たちはスタンドから皆さんに背中を押してほしいという気持ちが強い。自分たちで4000枚以上のビラ配りも行った」と話す。

 アルテリーヴォは4月3日、兵庫県洲本市で行われた関西社会人サッカー大会「The KSL Island Shield of Awaji 2016」では、優勝クラブの関大FC2008に3対2で勝利し今季の初戦を白星で飾った。和歌山市から応援に駆け付けたという松下典彦さんは「リーグ開幕戦に向けてはずみがついた。この勢いで関西リーグ突破してほしい」とエールを送る。

 開幕戦当日は、同競技場周辺で、老舗青果店の果物を使ったアイスクリーム販売、カレー専門店「カレー革命」(和歌山市)やクレープ店「Truel」などが出店する「2016スタジアムグルメ」も開催する。

 13時キックオフ。入場無料。

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