和歌浦にシェアオフィス「ベンチャーラボ」 地元企業が創業支援

シェアオフィス内観

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 和歌山県立医科大学近くに4月29日、シェアオフィス「アスタサービス Venture Lab(ベンチャーラボ)」(和歌山市和歌浦東4)がオープンする。同日、一般に向け内覧会を開く。経営は、仏壇・仏具の販売、葬祭業を手掛ける「アスタサービス」(同)。

木材と白を基調にしたシェアオフィスの内装

 昨年6月に本社を塩屋から和歌浦に移転した同社。1階には事務所と仏壇や仏具のショールームを併設する。2階フロアを改装し、スタートアップ・ベンチャー企業向けのシェアオフィスにした。オフィス面積は約17坪。

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 同所には、法人3社(1社3人まで)と個人事業主2人の入居に対応する。設備は、各社ごとの専用デスクのほか、共有設備として、インターネット回線やプリンター、応接エリア、給湯室、ミーティングルーム、ロッカー、テラスを備える。窓からは景勝地和歌の浦の風景が一望できる。

 社長の神出祥行さんは「創業20年の経験を生かして、若手起業家を応援したいと考えた。民間企業だからこそ、3人くらいの小規模事業者と顔をあわせて支援していきたい」と話す。「創業3年ぐらいは厳しい時期もあるかと思うが、当社のノウハウや失敗の経験を役立ててもらえれば。若者が活躍できる環境を作ることで、まちづくりに貢献したい」と意気込む。

 シェアオフィスの設備を整えるため、昨年10月から約半年間にわたってプレオープン期間を設けた同所。現在は雑誌編集・PR会社「Crop(クロップ)」(万町)が入居している。

 神出さんは、「若手人材同士が交流することで、我が社の社員にとってもよい刺激になるだろう。入居者と情報交換をしてアイデアを出し合ったり、人を紹介したり、さまざまな交流をしていきたい」とほほ笑む。「金融機関の紹介や企業同士とのつながりを深めて、有望なベンチャー企業に融資できるベンチャーキャピタルのような環境を作りたい」とも。

 内覧会の開催時間は13時~18時。14時・17時は神出さんによる説明会を開く(各30分程度)。

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