和歌山・日高川町のリフレッシュエリアみやまの里(日高郡日高川町初湯川)で4月23日、「みやまの里ふじまつり」が始まった。
エリア内の森林公園には白、ピンク、紫などの花をつけるフジの木が640本植えられており、日本一長いと言われる全長1646メートルの藤棚ロードがある。毎年フジの開花時期に行われる同まつりは今年で18回目。例年15000人近い観光客が訪れるという。
公園内にはアスレチックやミステリーハウス、ふれあい広場があり、高低差96メートルの健康階段を上ったところにある展望台からは、藤棚ロードや県内一の規模を誇る椿山ダムを一望できる。まつり期間中は地元特産加工品や美山温泉の宿泊券が当たるくじや地元物産展、番茶サービスなどを用意する。
同まつり実行委員で美山温泉愛徳荘の藤井弥さんは「今年はフジの咲き始めが早く、ピークは30日・5月1日ごろになりそうだ。エリア内には9日にふるさと産品販売所もオープンし、地元産の野菜や加工品の玉こんにゃくなどがよく売れている。近隣には温泉も多く利用者は普段の3倍くらいなる。藤棚ロードを歩いた後は、地元産品や温泉も楽しんでほしい」と呼び掛ける。
開催期間は4月23日~5月5日。時間は8時30分~17時。森林公園入園料は大人=500円、小・中学生=200円。