![「古民家散歩 弐」表紙](https://images.keizai.biz/wakayama_keizai/headline/1480582668_photo.jpg)
和歌山市内の書店で11月30日、県内の古民家を再利用した施設を紹介する観光ガイドブック「古民家散歩 弐」の販売が始まった。発行元はタウン誌を発行する「アガサス」(和歌山市本町4)。
同誌で紹介される「和茶縁」のモーニングメニュー・おにぎりセット(500円)
同書では古民家カフェやレストラン、ゲストハウスなど60軒を紹介。メインコンテンツの「古民家散歩」に加え、エリア特集「街並散歩」ではNHK大河ドラマ「真田丸」で注目される九度山町エリアを特集。「リノベーション散歩」では「Le Vogue 1008(ル・ヴォーグ)」(雑賀崎)、「The Roasters(ザ・ロースターズ)」(大河内)、「Herb+Cafe(ハーブプラスカフェ)」(有田川町徳田)など、古さを生かして改装した店舗を紹介。「絶景カフェ散歩」では「BUSH(ブッシュ)」(すさみ町見老津)や「ペトラの里」(白浜町)など海や緑の景色が楽しめるカフェを紹介する。
編集部の白井万喜さんは「昨年に発売し完売した第1弾が好評で増刷を望む声も多かった。読者の声に応えて、わずか1年と短いスパンだが、第2弾を発売することにした。第1弾発売以降にオープンした古民家施設も多数紹介している。第1弾を上回る内容になっているので、ぜひ手にとって確認してほしい」と呼び掛ける。取材を通して古民家を多数訪れた白井さんは「古民家の持つ独特の空気に触れて癒やしの時間を過ごしてほしい」とも。
書店で同誌を手に取った30代の女性は「写真を眺めているだけで何だか懐かしい気分になる。休みを利用してさまざまな古民家を訪れてみたい」と笑顔を見せていた。
仕様はフルカラーB5変形版、128ページ。価格は680円。和歌山県内の書店で扱っている。