ぶらくり丁「みんなの学校」の向かいに、健康測定施設「@生活改善 自律神経測定ステーション」(和歌山市米屋町、TEL 073-424-8465)がオープンして3カ月がたった。経営はMedicalsyft(同)。施設面積は9.48坪。
「@生活改善」事業の名称は、健康測定のデータ化とIT機器の活用を示したもの。代表で鍼灸(しんきゅう)師の濵田茂幸さんは、「和歌山市近郊で訪問鍼灸を10年続けてきた。施術を通して多くの健康の悩みを抱える方に携わり、健康づくりのきっかけになれば」と出店のきっかけを話す。
同施設では、末梢(まっしょう)血流とストレス判定を行う加速度脈波測定器「パルスアナライザープラスビュー」を導入。9月1日から「ワンコイン測定」(500円)をスタートした。この機器で測定すると、血管年齢と自律神経のバランスが用紙に出力される。
測定は人さし指を測定器のクリップに挟むだけで、所要時間は約5分。ほか、個別相談付きのカウンセリングコース(30分3,000円、要予約)、各種企業やイベントへの出張測定サービスなども行う。「この施設はあくまで測定のみで医療診断は行っていない。結果を一つのきっかけとして、診断や治療を希望される方には各医療機関への受診をお願いしている」と濱田さん。
今後の展望について、濱田さんは「疲れやストレスは自律神経のバランスを乱し、病気の原因となる。ストレスや血管年齢を『見える化』することで、まずは現状をきちんと知っていただければ。これを生活習慣の改善につなげ、病気を未然に防ぐ未来を作りたい」と意気込む。
営業時間は13時~18時。火曜定休。